昨今、さまざまな分野・業種の企業・団体等の組織において、コンプライアンス違反が問題となっており、その重要性が再度問われています。コンプライアンス違反はなぜ起こるのか、そして本当に求められている本質はどこにあるのでしょうか。
組織内には、各種規程を始め様々なリスクをコントロールする内部統制というしくみがあります。しかし残念ながら、しくみという器は立派に存在していても、実際には形骸化している組織も少なくないのでは、と思われます。
内部統制というものは「人」に依存しており、人の意識や知識の不足、判断ミス、統制無視などが形骸化、ひいては不正の発生につながる一番の要因だからです。
結局は、経営者・社員一人ひとりの意識の問題であり、それがその組織の土台を作り、組織の体質に繋がっているのです。今、本当に求められているのは「人」としてあたりまえのモラルなのではないでしょうか。
弊社では、倫理観・道徳意識に基づいた責任感を持てる個人の育成、そして企業内コンプライアンスの徹底を図り、皆様より信頼される企業となれるよう、日々努めてまいります。